Vilu Village戦争博物館
(Vilu War Museum)
ビル村戦争博物館(Vilu Village)
ガダルカナル島西部のタサファロングとエスペランス岬のちょうど中間付近、内陸部に少々入ったビル(Vilu)という村に私設の戦争博物館がある。博物館といっても建物も何もなく、露天の敷地に無造作に大砲や飛行機の残骸などを並べただけのもので説明書きも無い。行けば、オーナー家族が案内してくれる。ただし、日本軍の重砲をドイツ製と解説するような、随分怪しげな説明である。展示物は日米の兵器が入り乱れているが、周辺のジャングルや草原に埋もれている残骸をこつこつと集めたのであろう。敷地内には両軍の慰霊碑も建てられている。
ブッシュナイフ(山刀)を手に得意げに説明する博物館オーナー。 | 日本軍戦車の砲塔とオーナー父子 |
博物館の庭に並ぶ日米の慰霊碑 | 戦没者の冥福を祈る平和の鐘 |
SBDドーントレスの尾部らしきモノ。九九艦爆かと思ったが、リベットが沈頭鋲でないことから米軍機と判断。 | こちらは一式陸攻の機首風防である。隣の翼も陸攻のものらしい。 |
機首風防を反対側から見る。 | これは一式陸攻の側方銃座の風防であろう。 |
チハ車の新砲塔。星のマークは誰が描きいれたものか。 | 同じ砲塔の内部。47mm砲の砲尾が見えている。 |
これは九七式57mm戦車砲と思われる。 | 零戦の落下増槽。 |
九六式十五糎榴弾砲。 | 同じ砲の砲尾。 |
九二式十糎加濃砲。 | 同じ砲の砲尾。 |
SBDドーントレス残骸。 | こちらはF4Uコルセアの残骸。 |
F4Fワイルドキャット残骸。 | P38ライトニング残骸。 |